土台水切り設置も終わり、本体アーチ部分の形成です。
アメリカ製はすでに形成されたパーツが3m程度に刻んであり、現場で組み立てるスタイル。
今回Rスパンは、アーチ部分を現場で形成するスタイルです。
材料のガルバロールを形成機で形成します。
ここが、Rスパンの1番の利点。1枚物で作れてしまいます。
1枚物ということは継ぎ目がないので雨漏りの可能性がほぼ0になるということ。
建築物としてこれ以上のメリットがあるでしょうか?
ガルバの平板がロール状になった物を、機械にセッティングします。
形成機です。
形成期自体はアメリカ製。
ということは、見た目はアメリカのスタイル。品質は、日本で日本の材料を加工するというおいしいところ取り。
もちろん日本製の平板ですから、JIS入り。ミルシートも出るので、建築確認問題なく通ります。
まずはストレート部分の形成。この字型で出てきます。
次にこの字型のパーツをR型に形成します。
こんな感じで直線パーツがRになって出てきます。
今回は半径5.3mのRです。
3枚重ねシーマーという機械で締め込みつないでいきます。
ここでもボルト、ナットなどは使用せず、かしめていくことにより、圧着、固定します。
穴などがないため、ここでも雨漏れの可能性が限りなく0に近づきます。
3枚と1セットとして並べていきます。
いよいよ次回は建て方編!!
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